THE ISLAND
グリーンビジョン(環境問題解決のプラン)の一環として設立されたアーク。それは自給自足が可能な水上に浮かぶ街で100%エコな居住地のひな型であった。この巨大な人工浮遊都市は、富豪たちの夢のリゾート地として成長していったのと同時に、自分たちの理想を現実の物にしようとすることを惜しまない、科学者や思想家たちの住処となっていった。
しかし、氷河の融解などにより海面上昇が深刻化、地球環境破壊の危機が現実の物となり人類の存続が脅かされることとなった。世界中の人々が人類最後の希望として、アークへと避難してきた。避難民たちは生き残るためにあらゆる手段を用いたが、アークの創設者やその子孫たちは必至でこの人工都市を維持しようとしていた。
現在、アークは外界との接触を失い、完全に孤立した存在になっている。アークに存在していた再利用可能な資源が減少していくにつけ避難民と住民の間での闘争へと発展していった。
住民側のセキュリティと避難民側のレジスタンスはアークの支配権を求め激しい闘争を繰り広げている。
SHIPYARD
外界との接点を失って幾年の内、アークには様々な難破船が行き着いた。航海すらできないような船でも、資源が減りゆくアークでは、解体されスクラップやスペアパーツとして利用されている。
解体された船の無数の残骸 -例えば遠洋定期船、観光船、プレジャーボート、そして海軍の戦艦など- は、プラットホームとケーブルのネットワークによって繋ぎ合わされ、継ぎはぎだらけで迷宮のように入り組んでいる。
そして時がたつにつれ、港や船の残骸の集合体は避難民たちにより占拠されていった。住む場所も次第に減っていき、行く宛ての無い人々が溢れるようになった。
CONTAINER CITY
元々はドックや長期格納庫として使用されていたが、避難民たちの住居の重要が高まり、不要となり放置されていた空のコンテナを家に改装していった。こうして今ではボロボロなスラムの様を呈しているコンテナシティーは誕生した。
メンテナンス不足や潮風による腐食、そして略奪行為が老化現象を加速させ、危険なまでに高く積み上げられたコンテナ群は完全に崩れ落ちてしまった。
現在では生活資源もないこの狭い空間に、幾千人の避難民たちが生き永らえている。この劣悪な環境の中でレジスタンスは誕生した。一般の避難民の中に紛れ込み、指令本部のあるコンテナシティーを中心に活動を行っている。





